



・デポルティーボの前線の配置 パンディアーニ(→トリスタン) ルケ バレロン ビクトル (→フラン) (→スカローニ)トップ下の天才バレロンは不動のメンバーとしても、

その最大の特徴は、黒部のポストプレーにある。
シェフテェンコが裏にばかり抜けて、中盤の助けとなるポストプレーをほとんど行なわなかったのとは大きな違いである。
またミランの攻撃的MFの2人がピッチの中央の狭いエリアにしか動かないのに比べると、京都のそれはサイドに大きく開いてWBと入れ替わったり、
サイドでボールを持ってドリブルで突破したりと中盤でユーティリティーな動きを行なっており、攻撃のバリエーションは比較的豊富であるともいえる。
だが、こういったMFの早い段階での自由な動き出しも、やはり中盤にかかるボールキープの負担を黒部が軽減していることの証でもあったのだ。

効果的なポストプレーは相手DFラインから機能の一つである『奥行きをコントロールする』機能を奪い去ることが可能である。
立ち止まったDFラインを破ることはさほど難しいことではなく、裏に走りこんだり、パスを出したりと後ろに控える2シャドーの攻撃力を存分に引き出すことが可能となる。
一方で、DFラインの方もコペルトューラなどの『ラインによるカバーリング』が行なわれており、そういったライン戦術の弱点をカバーする機構も備えつつある。